もし登山中に地震が発生したら

登山は爽快な体験ですが、地震などの自然災害のリスクも伴います。登山中に地震が起きたら、かなり危険で、混乱してしまうかもしれません。このような事態にどう備え、どう対応するかを理解することが、あなたの安全を守ることにつながります。

 

登山に出かける前に、その地域で過去にどのような地震活動があったかを調べておくようにしましょう。気温や気圧の変化は地震のリスクを高めるので、天気予報にも注意しましょう。また、近くに活断層がある場合は、登山中に揺れを感じる可能性が高くなるため、注意が必要です。

 

万が一、登山中に地震に遭遇した場合は、冷静になって周囲の状況をよく確認してから行動しましょう。地殻変動で周囲の岩盤が不安定になっていないか、地盤の揺れで土砂崩れが起きていないかなどを確認し、速やかにその場から離れましょう。危険な場所から離れたら、揺れが収まるまで体を丸めるか、地面にうつぶせになり、頭を保護しましょう。

 

また、本震の後には余震が続くことが多いので、岩に亀裂が入ったり、木が不自然に揺れたりしないか、周囲の環境に注意することも大切です。時間が経って急激に状況が悪化し、次の地震が近いと判断した場合は、地震が完全に収まるまで登山をせず、できるだけ早く下山することをお勧めします。

 

登山は冒険のようなものですが、高所での地震など、危険なことには安全第一で取り組みましょう。